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第3回 四象限高圧アンプ
電圧が低いところで動作するオペアンプは概ね四象限動作しますが、我が社で販売しているような大型で、高圧電圧を発生する電源が四象限電源であることは極めて異例で、世界的にも類を見ないものであります。
我が社では四象限高圧電源を特別四象限高圧アンプと呼び、電流吸い込みが出来ないものを高圧電源と呼び、違いが明確になるようにしています。
ここで高圧アンプの、スルーレートから見た周波数特性について
考察します。
静電容量負荷Cに印加される交番電圧を正弦波と仮定して、
(5)式から、
(6)式の両辺を時間で微分します。
先に説明しました通り、(7)式において静電容量は時間に対し不変であると言えますので、静電容量Cは時間に関して定数ですから、
です。
となります。(8)式の最大値は当然ながら、、
ですので、(8)式の最大値は、
ここで、
ですから、(9)式は、
従って、静電容量Cに印加される電流と電圧の関係は、
となります。
即ち、高圧アンプの、スルーレートから見た周波数特性は、高圧アンプの出力電流の大きさと、出力電圧の振幅と、それより何より負荷静電容量の大きさで決まります。従って、高圧アンプの性能を最大限に引き出すには、負荷静電容量をなるべく小さくする必要があり、最大効果は、出力ケーブルを、
1. なるべく短くすること。
2. 空中配線をすること。
3. 出力ケーブルの絶縁皮膜を金属等に接触させないこと。
4. シールド線を出力ケーブルに使用しないこと。
等が挙げられます。
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